胃腸炎とは、胃と腸が炎症を起こしている状態のことです。原因は細菌やウイルスによる感染が大半を占めます(感染性胃腸炎)。このような感染性胃腸炎は乳幼児に多くみられますが、どの年齢層でもみられる感染症です。
食中毒も感染性胃腸炎の一種です。感染経路は、病原体が付いた手で口に触れたり、細菌やウイルスで汚染された食べ物や飲料水を摂取することや、免疫力の低下で感染することがあります。
こんな症状はありませんか?
- ●腹痛がする
- ●下痢
- ●嘔吐
- ●吐き気がする
- ●熱がある
- ●その他 一般の風邪のような症状がある
以上の症状がある場合、
「胃腸炎」のおそれがあります。
家庭内に感染者がいる場合は感染拡大を最大限に抑え、手洗い後のタオルなどは共用せずに分けましょう。お風呂に入る場合も、症状のある人は最後にし、湯船のお湯は使い回しなどはせずに毎日変え、入浴後はしっかりと掃除をするように心がけましょう。夏や冬にかけて流行しやすい傾向にありますが、日頃から料理の際や排泄前後・食事前後の手洗いや消毒をしっかりおこない予防しましょう。かかってしまった場合は整腸剤や吐き気止めなどといった薬で治療しますので、できるだけ安静にしてクリニックへお越しください。
他の診療科目を見る
Copyright(C) FUKUI MEDICAL CLINIC All Rights Reserved.