メタボリック症候群

ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm以上、女性90cm以上の場合、この条件に以下の3つの症状のうち2つ以上当てはまると、メタボリック症候群と診断されます。
1.高血圧…血圧が上で130mmHg以上、下で85mmHg以上のいずれかまたは両方
2.脂質代謝異常…中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方
3.血糖値…空腹時血糖が110mg/dl以上
(日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会など8学会が合同で公表した「メタボリック症候群の診断基準」より)
メタボリックシンドロームを発症する原因は生活習慣にあるといわれ、食生活の乱れやストレス、運動不足が主な原因です。また、過度の喫煙・飲酒、遺伝や加齢が原因となることもあります。
以上の症状がある場合、
「メタボリック症候群」のおそれがあります。
メタボリック症候群の症状はただの肥満と似ているため、自覚せずに病気が進行することもあります。メタボリック症候群の治療法は、内臓脂肪を減らすことです。そのため、摂取エネルギーを減らす食事療法と運動療法がおこなわれています。ライフスタイルの乱れや食生活の乱れは自覚できるものなので、自分自身で現在の生活を見直し、予防や改善をおこなうことが大切です。
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