2012年5月7日 月曜日
<五月病>
学生さん、社会人の方、4月からそれぞれ新しい環境で生活されている方も多いかと思います。
そんな方は特にストレスを溜めすぎないようにご注意下さい。
環境の変化に慣れないことで知らない間にストレスや疲れを溜めて身体に負担をかけてしまい、
やる気がでない、ふさぎこんでしまうといった状態になってしまうことを「五月病」と言っています。
「五月病」とは医学用語で「適応障害」といいます。
こういった症状を長い間放っておくと「うつ病」になることもあるので、早めの対策が必要です。
【五月病になりやすい人】
・内向的な人
・几帳面で真面目な人
・完璧主義な人
・周囲のサポートが得られにくい状況の人
【症状】 【対策】
・イライラ、焦り(不安感) ・休養をしっかりとる
・身体がだるい(疲労感) ・友人、家族に話を聞いてもらう
・何をするにも億劫(倦怠感) ・新たな目標や関心を見つける
・やる気が出ない(無気力) ・新しいことにチャレンジする
・不眠 ・自分の好きなことをして楽しむ
・食欲不振 ・食事に気を配る
(カルシウムは精神を安定させる効果有。
ビタミンCは身体の細胞をストレスから守る効果有。)
五月病は一時的なもので、環境に慣れ、ストレスを解消することで少ずつ良くなります。そのため、ストレスを強く感じたら、できるだけ早期に周囲に相談したり、支援をもとめたりすることが重要となります。また、診療内科や精神科の医師に相談することもお勧めします。