2012年6月5日 火曜日
<梅雨の健康管理>
高温多湿の時期になりましたね。
この時期体調を崩す原因のひとつに、カビの発生・ダニの繁殖があります。
ダニが好む環境は、室温20~25℃程度 湿度70%以上!
カビは温度特に20~25℃、湿度65%以上を好みます。
特にこの梅雨の時期は繁殖しやすい条件が揃っています。
住居でのチリダニは寝室、寝具類に最も大量に分布しており、カビも発生しやすくなっています。
床が畳やカ-ペットの場合、板床(フロ-リング)に比べてチリダニの検出率が高くなります。
また、家具などのほこりの中にも多く生息しています。
こういったカビやダニは、アトピー性皮膚炎や気管支喘息の主要な原因となります。
・アトピー性皮膚炎:かゆみが強く、特徴的な場所に皮膚炎が出来て長期に続く病気。
・気管支喘息:ある状態に気管支が過敏に反応し、その結果気管支が収縮して息を吐くことができにくくなってしまう病気。
体調を崩さないためにも、対策としてタンスに防湿剤を入れたり、
除湿機を使って湿度を下げることが大切です。
また晴れた日には、布団を干したり 室内のほこりもこまめに掃除機がけをして下さい。
家中の換気をこまめにすることもかなり有効手段です。
じめじめするこの時期、上手にのりきりましょう。