2014年2月12日 水曜日
<2月 受動喫煙>
ご家族や職場など、自分の周りでたばこを吸う人はいますか?
たばこを吸わない人も、喫煙時の煙、喫煙者の口や鼻からの煙などにより、受動喫煙しています。
たばこの有害成分は低温の不完全燃焼時により多く含まれるため、たばこから立ち上る副流煙には多くの有害物質が含まれます。
喫煙室の壁やカーテンに染みついたタールなどからも有害物質が発散されます。
たばこの煙による目やのどの痛みはもちろんのこと、心拍数が増えたり、血管が収縮することにより体が冷えたりもします。 妊婦さんは流産や早産の危険が高まります。
それだけでなく、煙やにおいによってもたらされるストレスは様々な病気を引き起こします。
たばこを吸われる人は、たばこを我慢するとストレスになるといわれるかもしれませんが、禁煙できるとニコチン切れにイライラすることもなくなり、ストレスは軽減することが国内外でも報告されています。
驚くことに、たばこを吸う人の方がうつ病にもなりやすいとの調査結果もあります。
自分の周りのたばこを吸う人が禁煙を始めたら、イライラしていても大目に見てあげて、禁煙を温かくサポートしましょう。
ニコチン依存症は薬物依存です。
ニコチン依存症は治療が必要ですので、専門医に相談してください。
当院では、禁煙外来を受付中です。禁煙したい方、専門の治療とサポートをいたします。
ぜひご相談ください。