多治見市松坂町の内科・循環器内科・在宅医療

ふくい内科クリニック

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2016年5月1日 日曜日

<5月 高齢者の栄養失調>

世間ではメタボリックシンドロームが話題となり、内臓脂肪の蓄積による生活習慣病予防として、食べ過ぎに注意したり、高脂肪の肉や油を控えられている方も多いと思います。

しかし一方では、高齢者の栄養失調が心配されています。

高齢になったからと、食事量を減らしたり、肉や魚ではなく野菜中心の食事になっていませんか?

ご飯にみそ汁、漬物、煮ものだけでは、たんぱく質が不足しています。
たんぱく質は筋肉、皮膚、髪の毛、爪、内臓、血液など、体を構成するのに必ず必要なものです。
たんぱく質が足りなくなると、筋肉のたんぱく質を分解して補おうとします。
筋肉量が低下してしまうということです。
肉や魚、卵や牛乳に含まれる動物性たんぱく質には、脂肪やコレステロールも多く含まれていますが、植物性たんぱく質よりもたんぱく質の吸収率が良いことがわかっています。
もちろん取りすぎは腎臓や肝臓に負担をかけてしまいますので、バランスのとれた食事の中から摂取するのが一番です。

低栄養が続くと、免疫力が低下し感染症にかかりやすくなるだけでなく、筋肉や血管、骨も弱り、生活意欲まで衰えてしまいます。
寝たきりや認知症のリスクが高まるということです。
がんや心臓病で死亡する人も多いという結果も出ています。
高齢になるにつれ、かむ力や飲み込む力が低下し、食欲も低下、食事を用意する事を面倒に感じられると思います。
自分でも気づかないうちに栄養失調になっていることもありますので、一年で4~5kgも体重が落ちたという方、体力がなくなってきたと感じる方は年齢のせいだけではないかもしれませんのでご注意ください。