多治見市松坂町の内科・循環器内科・在宅医療

ふくい内科クリニック

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お知らせブログ

2024年12月2日 月曜日

加齢性難聴

こんにちは。スタッフAです。

当クリニックの訪問診療でお邪魔している患者様に、難聴により筆談で会話している超ご高齢の男性がいらっしゃいます。ワンちゃんと一緒に生活されており、一人と一匹で生活されております。とてもたくましい・・・!

今回は加齢性難聴についてのお話です。

年を重ねるごとにより少しずつ聞こえが低下することを、加齢性難聴といいます。

最近聞き返しや聞き間違えが増えた。とか、テレビの音量が大きくなった。とか。これらは軽度から中等度の難聴症状である可能性があります。

難聴が進んでいくと、不安が大きくなったりコミュニケーションがとれなくなったり、社会的孤立を引き起こすなどの影響があります。認知症やうつ病といった疾患の発症リスクとなることもあるようです。

なんだか聞こえづらいなと感じることが増えてきたら、早めに耳鼻科を受診して相談されると良いかもしれません。

ちなみに先ほどお話したご高齢の男性は、難聴でもお一人で力強く生活されてらっしゃいます。ワンちゃんの影響も大きいんでしょうね~。やっぱり犬は偉大ですね~。(私犬好き)

2024年11月13日 水曜日

ヒートショックにご注意!

こんにちは。ふくい内科のスタッフAです。

あっという間に今年も11月。でも、なんだか日中はまだ暑いくらいの日もあります・・・。

寒暖差が激しすぎて体調を崩す方も多くみられます。皆様もお気を付けください。

これから季節は冬に向かいます。熱いお風呂が気持ちよい季節となりますが、そんな癒しの時間にも実は危険があります。温度差による血圧変動で起こる、ヒートショックに注意しましょう。

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。

暖房の効いた暖かい部屋から暖房のないお風呂場やトイレに移動した際に起こりやすく、温度差が10℃以上ある場所は危険と言われています。11月~2月頃は特に注意が必要です。

ご高齢の方や、糖尿病、高血圧、動脈硬化がある方だけでなく、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある方は特に影響を受けやすいと言われております。熱いお風呂が好きな方や、長風呂の方、飲酒後にお風呂に入ったりしても危険が高まります。

なるべく温度差がなくなるように脱衣場にも暖房をつけたり、長風呂を避ける。飲酒後の入浴は控える。湯船から出るときはゆっくり立ち上がる。等々、気を付けましょう。寒いときほど熱い湯船に浸かりたいですが、お湯の温度が41℃以上になると、お風呂での事故が増えるというデータがあるみたいです。ちなみに、38℃~40℃が推奨の温度とされているようです。

ヒートショック・・・。皆さん気を付けましょう!

2024年7月1日 月曜日

高次脳機能障害

こんにちは!スタッフAです。

ずいぶんお久しぶりとなりましたが、また時々お邪魔します。

今回ご紹介するのは、高次脳機能障害です。

少し前の医療ドラマでも、取り上げられておりました。

高次脳機能障害とは、脳にダメージを受けて、さまざまな認知機能や行動に影響が生じた状態をさします。主な原因には、脳梗塞・脳出血といった脳血管障害や、交通事故や転落などによる脳外傷が挙げられます。

代表的な症状は4つあり、「注意障害」、「記憶障害」、「遂行機能障害」、「社会的行動障害」です。

注意障害・・・ぼうっとしていたり、注意力が散漫になったりします。

記憶障害・・・最近の出来事が思い出せなかったり、新しいことが覚えれなかったりします。

遂行機能障害・・・料理の手順や買い物がうまくできないなど、日常の家事や仕事に支障が生じます。

社会的行動障害・・・対人関係がうまくいかなかったり、衝動的な行動をとったりします。

このように見えない障害があることに、本人や家族、周囲が気付くことが大切で、周囲の方々の理解がとても重要だなあとドラマを見ながら感じました。

今は全国に相談窓口も配置されているとのことですので、困っていたり心配な方は、「高次脳機能障害相談窓口」を検索してみましょう。

2023年12月25日 月曜日

あっという間ですね

こんにちは!スタッフAです。

しばらくブログをおさぼりしておりました。

今日はクリスマス・・・ですが、年末のご挨拶です。

気が付けばあっという間に今年も終わりを迎えます。

コロナの規制が緩み、段々とコロナ前の生活に戻りつつありますが、改めて振り返ってみるととんでもない状況だったなあと思い返されます。

コロナ発生当初は行動規制もあり、街から人が消える時期もありました。こんな映画のような状況が現実に起こるなんて・・・。

正解がわからないまま、あっという間に月日が流れておりますが、どのような状況下でも医療を提供し続けるということは、とても難しいことなんだなあと改めて思い知らされました。

ふくい内科はじめグループ全体で協力しながら、地域の皆様のために安心の医療を提供し続けていけるよう、来年以降も精進してまいります。

困難な状況下でも踏ん張ってくれているスタッフ、グループ全体にご協力いただいている皆様に感謝しつつ、地域の皆様の支えとなれるよう心がけていきます。

今年も大変お世話になり、感謝申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願い致します。