2018年3月1日 木曜日
<3月 タバコをやめると>
「喫煙にメリットがある」とタバコを吸い続けていませんか?
タバコを吸い始めて数秒でニコチンが脳に達します。
快感を生じさせるドーパミンが放出され、血圧は上昇し血管に負担をかけます。
しかし、ニコチンにより毛細血管が収縮され体温が低下し、血流が阻害され頭痛や肩こりなど不快症状を引き起こします。
タバコを吸うのをやめると、
タバコを吸った20分後に手足の温度が上がります。
24時間後には心臓発作の可能性が少なくなるんです!
その他にも、
1年後には、軽度・中度のCOPD(慢性閉塞性肺疾患:タバコなどの有害な空気を吸い込むことで起こる病気です)患者で肺機能が改善されます。
4年後には、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)のリスクが吸い続けた時に比べて35%減少し、脳梗塞のリスクも減ります。
10~15年後には様々な病気にかかるリスクが非喫煙者と同じぐらいに低下すると言われています。
50歳で禁煙しても余命が6年長くなることもわかっています。
周りの人たちも、受動喫煙の害が無くなります。
禁煙するとこんなに良いことがたくさんあります。
加熱式たばこなら大丈夫ではないかと思われるかもしれませんが、有害性がまだ未解明であるために規制が緩くなっているだけですので、ご注意ください。