2024年7月1日 月曜日
高次脳機能障害
こんにちは!スタッフAです。
ずいぶんお久しぶりとなりましたが、また時々お邪魔します。
今回ご紹介するのは、高次脳機能障害です。
少し前の医療ドラマでも、取り上げられておりました。
高次脳機能障害とは、脳にダメージを受けて、さまざまな認知機能や行動に影響が生じた状態をさします。主な原因には、脳梗塞・脳出血といった脳血管障害や、交通事故や転落などによる脳外傷が挙げられます。
代表的な症状は4つあり、「注意障害」、「記憶障害」、「遂行機能障害」、「社会的行動障害」です。
注意障害・・・ぼうっとしていたり、注意力が散漫になったりします。
記憶障害・・・最近の出来事が思い出せなかったり、新しいことが覚えれなかったりします。
遂行機能障害・・・料理の手順や買い物がうまくできないなど、日常の家事や仕事に支障が生じます。
社会的行動障害・・・対人関係がうまくいかなかったり、衝動的な行動をとったりします。
このように見えない障害があることに、本人や家族、周囲が気付くことが大切で、周囲の方々の理解がとても重要だなあとドラマを見ながら感じました。
今は全国に相談窓口も配置されているとのことですので、困っていたり心配な方は、「高次脳機能障害相談窓口」を検索してみましょう。