2024年11月13日 水曜日
ヒートショックにご注意!
こんにちは。ふくい内科のスタッフAです。
あっという間に今年も11月。でも、なんだか日中はまだ暑いくらいの日もあります・・・。
寒暖差が激しすぎて体調を崩す方も多くみられます。皆様もお気を付けください。
これから季節は冬に向かいます。熱いお風呂が気持ちよい季節となりますが、そんな癒しの時間にも実は危険があります。温度差による血圧変動で起こる、ヒートショックに注意しましょう。
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。
暖房の効いた暖かい部屋から暖房のないお風呂場やトイレに移動した際に起こりやすく、温度差が10℃以上ある場所は危険と言われています。11月~2月頃は特に注意が必要です。
ご高齢の方や、糖尿病、高血圧、動脈硬化がある方だけでなく、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある方は特に影響を受けやすいと言われております。熱いお風呂が好きな方や、長風呂の方、飲酒後にお風呂に入ったりしても危険が高まります。
なるべく温度差がなくなるように脱衣場にも暖房をつけたり、長風呂を避ける。飲酒後の入浴は控える。湯船から出るときはゆっくり立ち上がる。等々、気を付けましょう。寒いときほど熱い湯船に浸かりたいですが、お湯の温度が41℃以上になると、お風呂での事故が増えるというデータがあるみたいです。ちなみに、38℃~40℃が推奨の温度とされているようです。
ヒートショック・・・。皆さん気を付けましょう!