多治見市松坂町の内科・循環器内科・在宅医療

ふくい内科クリニック

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お知らせブログ

2011年10月7日 金曜日

<秋の体調管理>

10月、朝晩と日中の気温差があり、体調を崩しやすい時期となりました。
 特にこの季節は空気が乾燥するため、体質的に肺の働きの弱い人や
 呼吸器系の病気を発しやすい人には辛い季節と言えます。
 肺は皮膚と同様に直接外気と触れていますので気候の変化の影響を
 強く受けます。しかも咽喉、気管等の呼吸器とつながっているため
 風邪、鼻炎、喘息といった症状も出やすくなります。ほかに、肺の乾燥は
 皮膚の乾燥にも発展し、お肌の乾燥、アトピー性皮膚炎なども
 悪化しやすくなります。このように肺の潤いが不足すると肺の
 機能が低下し、身体全身にさまざまな不調が現れてしまいます。
 マスクなどを使用すると乾燥した空気がのどを直撃しないようにする
 ことや、適度な湿度を保つこともできるので有効な手段です。この季節
 の空気の乾燥に負けないように、普段から気をつけたいですね。


 「肺の潤い不足のサイン」
  ・のどや鼻の乾燥   ・皮膚の乾燥、かゆみ
  ・髪のパサつき    ・咳、痰が出しにくい
  ・口の渇き       ・便秘気味

 「肺を潤す食材」
  ・蓮根  ・里芋  ・ハチミツ  ・梨  ・白きくらげ  など

2011年9月13日 火曜日

涼しくなってきました

9月に入り、朝晩は涼しく感じられるようになりましたね。
日中はまだまだ気温が高いので、気温差で体調を崩さないよう、
くれぐれもご自愛ください。
さて、秋といえば「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」
「食欲の秋」と盛りだくさんですね。今回は、「食欲の秋」・・・
旬の栄養価の高い魚に注目しました。上手に食卓に取り入れて
健康的に秋を楽しみましょう。

・さんま・・・・・栄養価がとても豊富でDHA,EPAを特に多く含み、ガン・心臓病予防
頭の働きを促進、動脈硬化予防 などの効能。

・するめいか・・・高たんぱく、低カロリーでタウリンを豊富に含みコレステロール低下、
血圧低下 などの効能。

・さば・・・・・・ビタミンB1、D、肌の健康に良いビタミンB2を多く含む。

・さけ・・・・・・ビタミンB1,D,B2を多く含み、動脈硬化予防、がん・心臓病予防、
骨・歯強化 などの効能。

2011年8月23日 火曜日

<夏の胃腸>

残暑が厳しいですね。
夏バテしていませんか。
暑いからと、冷たいものを飲食し続けていませんか。
水分のとりすぎ、冷やしすぎなどは、

肝心の胃腸への負担もとても大きくなるもの。
おなかの調子が悪くなると、生活のすべてに支障をきたしてしまいます。 なにが胃腸の負担になるのか、どうしたら避けられるのかもう一度見直してみましょう。

・冷房で体を冷やしすぎ(外と内の“気温格差”)     ・休養と睡眠が十分か
・栄養が偏っていないか      ・冷たいもの、甘いもののとりすぎ

以上のことに気をつけながら生活するだけでも、胃腸は正常に機能します。
胃腸が正常になれば、夏バテからも回復できますね。
それでも体調が悪いと感じたら、かかりつけの医師に診てもらうことをお勧めします。

では、皆様健やかな残暑をお過ごしください。

2011年7月15日 金曜日

<夏の体調管理>

1年の中でもたくさん汗をかくこの季節。
のどが渇いていなくても水分補給を忘れずしましょう。
大量に汗をかくと、血液中の水分が減るために血液は濃くなり流れも悪くなってきます。血液が濃くなりドロドロになれば、「脳梗塞」・「心筋梗塞」を引き起こす原因となります。実は、夏に脳梗塞・心筋梗塞を起こす人は多いのです。特に、就寝中はたくさん汗をかくため、寝起きは脱水症状に近い状態になっています。夜間はトイレが近くなるために水分の摂取を控える方がいますが、脳梗塞・心筋梗塞を回避するためにも、寝る前にコップ1杯の水をゆっくり飲むようにしましょう。

また、冷たいものを食べることが多くなったかと思います。
冷たいものばかり食べているとすぐ夏バテしてしまい、熱中症にもかかりやすくなります。
少量でもバランスの良い食生活を心掛けましょう。

だるい、疲れやすいといった症状があるときはビタミンB1不足を疑ってみましょう。

・絹とうふ  ・いり胡麻  ・枝豆  ・牛乳  ・豚もも肉   ・とうもろこし

などにはビタミンB1を多く含む食品なので、食卓にとりいれてみましょう。

熱中症の症状
・体温が高い     ・頭痛
・めまい、吐き気   ・意識障害   ・四肢の麻痺

こういった症状が出てしまったら、冷たい水分や塩分を摂取し、体温の冷却をできるだけ早く行ってください。自力でできない場合は、緊急で医療機関に搬送してください。