多治見市松坂町の内科・循環器内科・在宅医療

ふくい内科クリニック

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お知らせブログ

2017年9月1日 金曜日

<9月 子供たちの喫煙>

多治見市では現在小中高学校で、喫煙防止教育を子供たちは受けています。
しかし、多治見市の健康調査(平成13年)によると、高校2年生の男子で4人に1人、女子で10人に1人が、喫煙経験があると回答しています。
子供たちは初めは興味本位でたばこを吸い始め、いつの間にかやめられなくなっていきます。
たばこの害は大人よりも子供たちに深刻なダメージをあたえます。
大人よりも禁煙しにくく、成長が止まったり、成績や運動能力が低下したり、病気になりやすいのです。
また15歳未満でたばこを吸い始めると、将来肺がんで死亡する割合はたばこを吸わない人に比べて30倍になるという調査結果も出ています。
たばこを吸っている姿を目にしたり、家庭内にたばこがあると喫煙するきっかけを与えてしまいます。
子供たちにたばこを吸わせないためにも、まず周りの大人から禁煙を始めましょう。
なかなかたばこをやめられない方は、ニコチン依存症になっている可能性があります。
ニコチン依存症は治療が必要な病気ですので、病院で治療をすることが禁煙への近道です。

2017年4月1日 土曜日

<4月 肺炎球菌ワクチン>

現在、小児に肺炎球菌ワクチンの接種が定期接種になっているのをご存知ですか?

生後2か月から接種でき、4週間隔で3回、その後追加接種をおこない、合計4回接種します。

平成26年10月1日より、高齢者に対しても肺炎球菌ワクチンは定期接種となりました。
お住まいの市区町村により自己負担額が異なります。

肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
肺炎は日本での死亡原因第3位です。
日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。

平成29年4月1日から平成30年3月31日までの高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種対象者は、

平成29年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方です。
過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種された方は、定期接種の対象とはなりません。
60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方も対象となります。

肺炎球菌ワクチンの接種による副反応は非常にまれです。
定期接種の対象者は毎年異なるため、接種の機会を逃さないようにご注意ください。

2016年8月1日 月曜日

<8月 熱中症対策>

日本一暑い多治見ですが、熱中症で注意しなくてはいけないのは町中だけでなく、部屋の中でじっとしている方も注意が必要です。
ただ単に暑いだけでなく、湿度が高いと汗をかいても蒸発しづらく体温を下げることが出来ません。
高齢者の方では暑いと感じにくくなり水分をとることを忘れてしまいがちです。
温湿度計で気温や湿度を目で確認してください。30度を超えるときは迷わずエアコンで気温と湿度を調節して体に熱がこもらないようにすることが大切です。
暑いとき、頭痛や吐き気を感じたら熱中症を疑い早急に対応しましょう。
涼しいところに移動し、衣服を緩め、体を冷やします。
水分補給ももちろんですが大量に汗をかいた時は、大量の水だけを飲むと体液の濃度が薄まり体調不良を起こすことがあります。そのため、汗で失われた塩分を水分と一緒に摂取する必要があります。
ペットボトルのスポーツドリンクが手軽ですが、糖分もたくさん含まれています。これは体に水分を吸収させやすくし、運動で失われたエネルギーを補給するものです。取りすぎはペットボトル症候群などのリスクもありますので注意してください。
近年毎年のように5万人を超える方々が熱中症で搬送されています。
水分の不足は、熱中症だけでなく、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクとなります。
運動をしていない時、汗をかいていない時も、手軽な水道水でこまめな水分補給をし熱中症を防いでください。

2016年5月1日 日曜日

<5月 高齢者の栄養失調>

世間ではメタボリックシンドロームが話題となり、内臓脂肪の蓄積による生活習慣病予防として、食べ過ぎに注意したり、高脂肪の肉や油を控えられている方も多いと思います。

しかし一方では、高齢者の栄養失調が心配されています。

高齢になったからと、食事量を減らしたり、肉や魚ではなく野菜中心の食事になっていませんか?

ご飯にみそ汁、漬物、煮ものだけでは、たんぱく質が不足しています。
たんぱく質は筋肉、皮膚、髪の毛、爪、内臓、血液など、体を構成するのに必ず必要なものです。
たんぱく質が足りなくなると、筋肉のたんぱく質を分解して補おうとします。
筋肉量が低下してしまうということです。
肉や魚、卵や牛乳に含まれる動物性たんぱく質には、脂肪やコレステロールも多く含まれていますが、植物性たんぱく質よりもたんぱく質の吸収率が良いことがわかっています。
もちろん取りすぎは腎臓や肝臓に負担をかけてしまいますので、バランスのとれた食事の中から摂取するのが一番です。

低栄養が続くと、免疫力が低下し感染症にかかりやすくなるだけでなく、筋肉や血管、骨も弱り、生活意欲まで衰えてしまいます。
寝たきりや認知症のリスクが高まるということです。
がんや心臓病で死亡する人も多いという結果も出ています。
高齢になるにつれ、かむ力や飲み込む力が低下し、食欲も低下、食事を用意する事を面倒に感じられると思います。
自分でも気づかないうちに栄養失調になっていることもありますので、一年で4~5kgも体重が落ちたという方、体力がなくなってきたと感じる方は年齢のせいだけではないかもしれませんのでご注意ください。
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